2020年10月15日木曜日

UBUNTU 20.041lts & CUDA & NVIDIA driverに関する備忘録

 基本はこれ。

https://doraemonkokoro.blogspot.com/2016/


今回はコレ。ただし、これは上とは違ってchainer用ではありません。pytorch用です。下記環境ではchainerはすでに動かないと思われます。

sudo apt install python3

sudo apt install python3-pip

sudo pip3 install -U setuptools

sudo pip3 install -U cython

sudo pip3 install -U filelock


https://developer.nvidia.com/cuda-toolkit


wget https://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/repos/ubuntu2004/x86_64/cuda-ubuntu2004.pin

sudo mv cuda-ubuntu2004.pin /etc/apt/preferences.d/cuda-repository-pin-600

wget https://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/11.1.0/local_installers/cuda-repo-ubuntu2004-11-1-local_11.1.0-455.23.05-1_amd64.deb

sudo dpkg -i cuda-repo-ubuntu2004-11-1-local_11.1.0-455.23.05-1_amd64.deb

sudo apt-key add /var/cuda-repo-ubuntu2004-11-1-local/7fa2af80.pub

sudo apt-get update

sudo apt-get -y install cuda


sudo reboot


https://medium.com/analytics-vidhya/installing-tensorflow-with-cuda-cudnn-gpu-support-on-ubuntu-20-04-f6f67745750a


cd ###

sudo cp -P cuda/lib64/* /usr/local/cuda/lib64/

sudo cp cuda/include/* /usr/local/cuda/include/


sudo chmod 644 /usr/local/cuda/include/cudnn.h /usr/local/cuda/lib64/libcudnn*


sudo vi ~/.bashrcで以下を一番下に付け加える。copy & paste

export CUDA_ROOT=/usr/local/cuda

export PATH=$PATH:/usr/local/cuda/bin

export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/cuda/lib64:

export CPATH=$CPATH:/usr/local/cuda/include

export CUDA_INC_DIR=/usr/local/cuda/bin:$CUDA_INC_DIR


sudo reboot


sudo apt-get install git

2020年6月19日金曜日

Ubuntuでログインループの対処法

だいたい下記で治るようです。
https://qiita.com/musaprg/items/58d9dee4ef70e3882a9d
つまりNvidiaのドライバーが変ということ。

症状としてはログイン画面が荒い解像度になっているはず。

しかし、
適切なバージョンをインストールしようとしても、
すでに適切なバージョンだったりします。

わたしの場合、440が必要で、すでに440が入っていた状態です。

そんなときは、
sudo apt install --reinstall nvidia-xxx
です。

GUIログイン画面上で、Ctrl + Alt + F1を押して仮想コンソールに入って、
sudo apt install --reinstall nvidia-440
sudo reboot
で無事に復帰しました。

2020年6月5日金曜日

UbuntuにChainerをInstallする(TitanRTX)cudaとdriver

基本的には下記の記事通りです。
https://doraemonkokoro.blogspot.com/2016/09/ubuntuchainerinstallgtx1080_5.html

しかし今はCUDAとドライバーのコンビネーションが決まっているようで、
上のようにドライバーをインストール、CUDAをインストール、という具合に順々にやると失敗します。

というわけで、CUDAだけを導入します。
以前と違ってドライバーは勝手にインストールされます。

ここへ行きCUDAをインストールします。

ボタンをポチポチ押してこんな感じに選択すると、
Installation Instructions:というテキストがでてきます。
灰色の中のテキストを忠実に実行してください。

sudo reboot
リブートして、nvidia-smiを実行して、
それなりのテーブルがでてきたらOKです。





UBUNTUでのPython2とPython3の共存と切り替えはpyenv

Python2とPython3の切り替えです。
pyenvが便利です。

gitを導入してないときは、
$ sudo apt-get install git
から。
ついでに、
$ git config --global user.name ######
$ git config --global user.email ######
も。

pyenvの導入
$ git clone https://github.com/pyenv/pyenv.git ~/.pyenv

pathを通す
$ echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc
$ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc

以下のようなpathを通しているひともいたけど
$ echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile

ターミナルを起動するたびに
$ source ~/.bash_profile
をやることになったので上のほうにした。

ubuntu 16.04LTSには足らないパーツがあったので
$ sudo apt-get install zlib1g-dev
$ sudo apt-get install libssl-dev

そんでもって、
$ pyenv install 3.6.7

$ pyenv versions
で、3.6.7が入っていたらOK。

$ cd
で、python3が必要なフォルダーに移動してから、
$ pyenv local 3.6.7
とすると、カレントディレクトリーだけがpython3になります。
$ pyenv versionsで確認できます。

この状態の3.6.7は、すっからかんの状態ですので、
3.6.7支配下のカレントディレクトリーで
$pip install #####
で必要なパーツを入れていきます。

python3にはデフォルトでpipが入ってます。
$ pip list
で確認。

$sudo pip install #####
は不可です。

ここでsudoをやると、
systemのpython2のpipが動いてしまいます。

これで快適なpython3ができあがり。



2020年4月29日水曜日

動画変換はOpenShot Video Editorの一択

頂いたMOVファイルを開くことができない!みたいなことはよくある。
こんなときPlayerを変えたり、ファイル変換など四苦八苦するが、
いろいろ試した結果、動画変換はOpenShot Video Editorの一択である。

https://www.openshot.org/ja/

OpenShot Video EditorといえばLINUXの定番ソフトであるが、
実はMAC、WINDOWS、なんでも使える。
編集ソフトとしても超高機能で、動作も速いし、バグもほとんど見当たらない。
これで無料。さすがLINUXの定番ソフト。

Playerとして使うこともできるので、
変換するかしないかはあなた次第(笑)


2019年9月17日火曜日

イチから始めるAI実験@応用物理学会(北大)

イチから始めるAI実験(2019年9月20日、北大)でのリンクまとめ

応用物理学会@北大でチュートリアルを行いました。今回の内容は前回東工大で行った「ゼロから」(https://doraemonkokoro.blogspot.com/2019/03/blog-post.html)の続きでした。多くの聴衆に来ていただきました。講演を実施するにあたって、山本研@宇都宮大の皆さんの多大なるご支援を頂きました。ありがとうございました。以下は、講演の際に使用したプログラムやデータへのリンク集になります。まずはやってみましょう!


【SONY Neural Network Consoleのプロジェクトファイルとデータセット】
Auto_Encoder with Convolution / Auto_Encoder with Convolutional_LSTM / SONY NEURAL NETWORK
https://doi.org/10.6084/m9.figshare.7679057


【Pythonのサンプルファイルとデータセット】
Python Sample Programs for Tutorials
https://doi.org/10.6084/m9.figshare.9887993


【PredNetのコードとデータセット】
Predictive Coding Deep Neural Network in Chainer (Tensorboard Version)
https://doi.org/10.6084/m9.figshare.7801154
このプラグラムでTensorboardを使うには、
sudo pip install tensorboard-chainer
が必要となります。

Test data for prediction
https://doi.org/10.6084/m9.figshare.5483680

Training_data for prediction
https://doi.org/10.6084/m9.figshare.5483668


【Optical flowを可視化するプログラム】
Optical flow analysis
https://doi.org/10.6084/m9.figshare.5483716


【AI実験の一例(講演者の研究)】
1)論文のHP
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2018.00345/
2)プレスリリース
http://www.nibb.ac.jp/press/2018/03/20-2.html


【GPUパソコンをセットアップするための参照ブログ記事】
1)Ubuntu16.04LTSにChainerをInstallする(GTX1080 & GTX1080Ti)
https://doraemonkokoro.blogspot.com/2018/12/ubuntu1604ltschainer5installgtx1080.html

2)Windows10とUbuntu14.04.5のデュアルブート(OMEN by HP Desktop 880)
https://doraemonkokoro.blogspot.com/2018/01/windows10ubuntu1404omen-by-hp-desktop.html

3)UbuntuにChainerをInstallする(GTX1080)
https://doraemonkokoro.blogspot.com/2016/09/ubuntuchainerinstallgtx1080_5.html


【GPUパソコンをセットアップするための補助テキスト】
Option Text for "AI experiment starting from scratch" IN JAPANESE
https://doi.org/10.6084/m9.figshare.7801013


2019年7月23日火曜日

読めないJPGファイルを一括変換【便利なプチ基礎知識】

頂いた画像セットがWindowsでは読めるのに
Ubuntuでは読めなかった。
Mac系フォルダーが同梱されているのでMacで作ったものらしい。

Ubuntuで読もうとすると、
Could not load image '34.jpg'.
Error interpreting JPEG image file (Not a JPEG file: starts with 0x89 0x50)
というエラーがでる。

starts with 0x89 0x50は、PNGファイルのようである。
拡張子はJPGであるが中身はPNGファイルと思われる。

そこで拡張子を変換。
しかし、jpg拡張子は普通のrenameコマンドでは変換できない。

rename jpg png *.jpg
とすると
Bareword "jpg" not allowed while "strict subs" in use at (user-supplied code).
となる。

rename .jpg png *.jpg
とすると
syntax error at (user-supplied code), near "."
となる。

こういうときは
rename 's/jpg/png/;' *.jpg
とする。

rename 's/返還前のテキスト/返還後のテキスト/;' 変えたいファイル名
という意味。

2019年4月3日水曜日

Windows7とWindows8.1をWindows10に無償アップグレード

【2019年4月1日版】

Windows7のサポートがそろそろ切れるので、Windows10にアップグレードしました。研究室には古いPCも多いのですが、HDDをSSDに換装するだけで見違えるように早くなりますので、ついでにSSD換装をして延命を図ります。Windows8.1もこの際Windows10にアップグレードしました。

Windows7とWindows8.1は、マイクロソフトから正式な無償アップグレードが用意されています。下記の動画を参照にしてください。肝心なところは3分くらいから。



基本的にはWindows10を検索して一番うえのマイクロソフトのサイトからアップグレードツールをダウンロードして走らせるだけですが、Windows10に対応していないソフトは動かなくなりますのでご注意を。やってみてアップグレード前にアンインストールしておく必要のあったソフトは、ATOKとGoogleのIME、Microsoft Security Essentialsでした。

2019年3月25日月曜日

USBメモリーを3つのOS共通で使用するためのフォーマット

USBメモリーをWindowsとMacとUbuntu共通で使用したい場合、
フォーマットはexFATが便利です。

exFATですと現行のWindowsとMacはデフォルトで読み書きできますし、
Ubuntuも

sudo apt-get install exfat-fuse exfat-utils

で読み書きができるようになります。

三つのOSの中でUbuntuが最も柔軟なOSですので、
UbuntuへのexFATインストールが良いとおもわれます。

クラウドサーバーがあるから、USBメモリーはもう使わないかな?


2019年3月13日水曜日

UBUNTUのSSDを入れ替えたら起動しなくなった場合の対処方法(デュアルブート時)

WindowsとデュアルブートしているUBUNTUで、
別のUBUNTUが入っているSSDと入れ替えて起動すると
OSの選択画面ではなく
grub>
画面が表示される場合。

<対処法>
Boot-repairというUbuntuのアプリケーションでブートローダーを修復する

1)DVDからトライモードでUbuntuを起動する
2)ppaの追加(proxy環境下でない方が望ましい)
    sudo add-apt-repository ppa:yannubuntu/boot-repair
    sudo apt-get update
3)Boot-repairのインストール
    sudo apt-get install -y boot-repair
    sudo boot-repair

4)Boot-repairが起動したら、”Recommended repair”を選ぶ
5)しばらく待つと、修復成功のメッセージと共にレポートが出力される

6)SSDを入れ替えた初回の起動では、Escでブートメニューを表示し、起動順序を確認する。

boot-repairはかなり細かいブートメニューをつくってくれますが、
もしgrubメニューのカスタマイズが必要なら、
「Grub Customizer でブートローダーをGUI編集、デュアルブートを快適に」
https://thjap.org/linux/ubuntu/5962.html
を利用。

私の場合、「UBUNTU、Windows」のふたつのみにしました。

【本を出版しました】神経科学者と学ぶ深層学習超入門

神経科学者と学ぶ深層学習超入門 を 羊土社 から出版いたしました。 本書は、基生研で働く生命系研究者である渡辺の目線から執筆した深層学習の入門書です。 数式やプログラムに慣れない方に配慮しつつ、文章では伝えきれない部分には、手描きイラストを多数掲載し、理解しやすさを心がけました。...